玉ネギの巣窟

やってるゲームの話とか見てきた話のネタバレを自己満足だけで置いておく場所

FGOは神ゲーになった -終章最高だったよねって話ー

ありがとうFate/Grand Order

というわけで終章感想記事です。

当然のようにネタバレを多重に含み、キモイオタクがそのキモさを完全に開放することで出来上がるようなキモイ記事になります。

また、ネタバレと言いつつも完全に感情のままに書くが故にクリア済みの人間にしか分からない文章になる可能性があります。ゲームやってないけどシナリオ知りたい、という方もよそへ行かれることを推奨します。というかゲームやろうぜ、フレンドになるから。

あとまだ竹箒日記読んでないやつはこんなキモオタの感想文読んでないでさっさと読んで来い、今すぐにだ。

 

 

 

 

 

…覚悟はいいな?本題に入ります。

 

 

 

・魔人柱制圧戦

ただのボーナスステージじゃねえか!!!!!!!!!!!!

各方面ドロップがあまりにおいしく、折れば折るほど旨みが増す最高のステージ。

あまりの大盤振る舞い、過剰すぎる供給。

しかしバルバトスくんはあまりに逝くのが早すぎました。初日はあんまり回れなかったというのにほぼ初日で完売とは…。心臓も頁も足りない僕はとても悲しい。

仕方ないので僕はアモンくん狩りしてました。勲章とQPウマウマ。7章突破記念ガチャで引いたアルトリア[ランサー]を完全に育てきれる量、とまではいきませんがそれなりにジャラジャラできたのでグッド。スキルマはさすがにQP関連もあってしんどいであろうことも考えるとまあこんなものでいいのかもしれません。全スキル有用なので難しいところですが。

基本的に周回パはこんな感じ。

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ワンキル特化ではなく防御バフ多めの安定志向パーティですね。星出し礼装を手持ちの中から積んでいった結果のパーティでもあります。マシュと孔明で要塞を作り、ここぞという場面でオダチェン嫁王からバフモリモリジャンヌオルタからクリ込みチェイン、が基礎コンセプト。

ワンキル特化構築も考えようとは思っていたんですが、せっかくのシナリオだしマシュをメインで採用したいということでこういう形に。魔人柱以降に控えているであろうボスたちにもこのパーティで挑む気でいました。安定感が違いますしね。

 

まあ攻略の話はどうでもいいでしょう。シナリオの話をするぞ。

最高。

この一言に尽きると思います。

正直に言えば、シナリオで関わってきたサーヴァントたちが助けに来てくれる、という展開事態は予測がつくものでしたし、どうせ来るんだろうなあとは僕も思っていました。

予測できることと実際に起きるということでは全くの別物ですね。

ジャンヌのセリフが響いた瞬間、あまりの熱さに拳を突き上げてしまいました。

そこからもう出るわ出るわ。何回僕は

「アアアアアアアアアアアアッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」ってなったことか。

いやあもう何が熱いかって全てだし全員なんですが、本当に強く印象に残った方だけピックアップします。僕が格別思い入れのある鯖が出てきてテンションあがっただけですし、繰り返しますが全員最高でした。

アマデウスモーツァルト

1章でのマシュへのアドバイスからもうすごい好きになった鯖ですが、今回もその屑っぷりといい感じのゆるさをいかんなく発揮。こういうやつがいる、てのはとてもいいものですね。

ロムルス

出てきた瞬間の「勝った」感。めちゃんこカッコいいですわこいつ。

「人は、人を愛するのだ」がすっげえ好き。ローマ!!

・アステリオス&エウリュアレ

ありがとう。

いやもうなんでしょう、この二人が気を使いあいながら仲良く戦っているところをこういう形で流してもらえるとか最高以外のなんの感情を出力しろと?

もう最高、最高オブザ最高。

僕の3章好きの理由の30%以上はこの二人持ちなので、ここ読んでた時の僕はぶっちぎりでキモかったと思います。

・金時

変ーーー身ッ!!!!

おまえちと仮面ライダーすぎませんかね。まっすぐ一本木な格好良さ。

あまりに真っ当に純粋に、目が焼けるばかりの強さ。

くっそうずるいなあ。

ナイチンゲール

やっぱこの人最高にカッコいいですね。「ーでは答えましょう。」からの流れすごい好き。反戦とはこういうことである。

あと恥ずかしがってるのすげえかわいい。

・オジマンディアス

こいつやっぱアホなのでは。アーラシュさんと一緒に戦えてウッキウキのオジマンさんすっげえな。まあアーラシュさんまさしく大英雄のなかの大英雄だからね、しょうがないね。

・エレシュキガル

名前呼んだ時のテレようめっちゃかわいいですねこの子。やっぱり僕はこういう乙女脳に弱いらしい。めんどくさい、と評されてはいますが凄くわかりやすいいい子って印象ですけどね僕は。実装本当に待っています。

巌窟王

お前いいとこ持っていきすぎだろうがよ!!!!!!!!!

登場、カッコいい。セリフ、カッコいい。送り出し方、カッコいい。

なんでしょうカッコいいで煮詰めすぎではないでしょうか。9節は(他の節も最高でしたがその中でも)とびっきりに最高な節でしたが、その要因はこいつがだいぶ持って行ってる気がします。再ピックアップはよ。

 

というわけで、選び難きを選びながら各節から一人ずつ(1か所だけ一組)ピックアップさせていただきました。いやもう、本当に選び難い。マリーとかジークとかネロとかアルテラとかプーディカさんとか黒髭とかドレイク姐さんとかフランとかパラケルススとかクーちゃんとかラーマとかハサンズとか三蔵ちゃんとか円卓とかニトクリスちゃんとかイシュタルとか牛若丸とかレオニダス王とかジャンヌオルタとか天草とかノッブとおきたとか、もうみんな素晴らしかったんだけれども書くには余白と体力が足りない。つーか全員最高。

そして音楽もまた最高要素でした。柱一本一本で違うBGMとかどんだけ豪華ですか。そのことごとくがボス戦を感じさせる、素晴らしく盛り上がる曲。サントラ発売楽しみにしてますね。

 

 

 

・ラストバトル3決戦

これがソシャゲーのバトルなのだろうか。こんな素晴らしいものが。

初戦のソロモンは割合すんなり倒せましたが、2戦目以降は本気できつかった。

なによりもマシュ使用不能が痛い。シナリオ上仕方ないことではありますが、前提として組んでいたパーティが完全に崩壊し、別パーティを新規に組むこととなりました。しかし自分の組んでいたパーティ案はそのことごとくがマシュを組み込んでいたものであり、どないすんねんと慌てながらレオニダス王に出勤いただいたり令呪を使用(魔人王ゲーティア戦)しながらどうにか切り抜けました。

令呪未使用ノーコンクリアも目指そうかと思いましたが、シナリオを早く見たかったのと使ったほうが総力戦感あるなあということで1コンです。僕の昔の妄想でぐだおが「私はまだn回コンティニューを残している(n=石の数)。で、魔術王がなんだって?」とか言ってソロモンに対峙してるシーンがあったのですが、まあそこまではなくてよかったです。初撃全滅砲とか流石に勘弁してけろとは思いましたが。

 

本題。シナリオの話。

泣かせる気しかねえなこのシナリオ。

Dr.ロマンティック、フォウくん、マシュ、敵であるゲーティア、カルデアのスタッフ、主人公、その全員が僕の涙腺をいじめに来ました。

僕は熱さでも泣けるクチですが、寂しさも悲しさも、熱さもなにもかも詰め込んだようなとんでもないシナリオでした。

・ロマン

誰だこいつをヘタレと呼んだのは。

ラスボス説、黒幕説、外道説といろいろ囁かれてはいましたが、結局彼はどこまでも善良な、一生懸命な人であったなあと。

彼があそこに至るまでどれだけのものがあったのか、もはや想像もつきません。

これだけのことをやっておきながらあそこまでヘタレオーラだせるのもすごいとは思いますが。

彼のいない今後を考えるのはとても寂しいものですが、それでもやはり、「この空耳が、いつか美しいものに変わりますように。」

そうして生きていくことが、残された僕らのロマンへの最大の敬意の払い方ではないかと思います。

・フォウくん

貴方最強じゃないですかヤダーーーーーー!!!!!!

なんかヤバいやつだろうとは思っていましたがそこまでだとは思っていませんよぼかあ。

そういう存在がああいう行動をとった、もうそれだけで大偉業であると思います。

実際のところ、あのレベルの化け物とは戦う以外で攻略するしかなく、だからこそいい結論だったなと。

ありがとうフォウくん、フォーエバーフォウくん。この物語のハッピーエンドは君がいなければなしえなかった。

 ・ゲーティア

ヒロインみてえだ。

色彩オーケストラVerの中で戦えたこと、とてもうれしく思います。

あえて辛辣に言ってしまえば一部を見て全体を見た気になった愚か者、前時代的ラスボス。

まあ「死は恐ろしいし世界は空しいからそれがない世界に作りなおす」とかいつの時代のラスボスだよと。そのあたり、まさに「人類が切り捨ててきた」「人類より生じた悪」人類悪のビーストにはふさわしかったのかもしれません。

ビーストの定義は正直いまだにあいまいですが、僕としては「人類が発展するにあたって置いてきたもの」であると考えます。ティアマトの「神の庇護」、ゲーティアの「永遠への願い」なんてまさにそうではないかと。じゃあプライミッツ・マーダーis何ってところですが。

話を戻します。こう、身もふたもない言い方をすれば半端知識で突っ走っちゃった、その上めちゃくちゃ力がある、という厄介者でしかない彼ですが、しかし間違いなく幸せのために、しかも自分自身以外の幸せのために動いていた奴なんですよね。ずっとマシュに認めてもらいたがっていたあたりとか自分の目的のために「それでも」と繰り返すあたりとか、コイツもなんだかんだ一生懸命だなあと。そういう彼との最後の意地の張り合いはとても胸が熱くなるものでした。

なんでしょう、話せば分かり合えたような気がしないでもなかったですが、多分あの形以外の決着はありえなかったとも思います。最後の最後までろくに話聞く気ありませんでしたしねあいつ。

・マシュ

やっぱりマシュがナンバーワン!!

fgo序盤からもう最初から最後まで最高にかわいくてカッコいい後輩でしたが、その積み重ねが爆発しました。

人類束ねビームを防ぎ切って、自分が消し飛びながらもマスターを守り切ったその姿はまさに最高のぐだのサーヴァント。盾だけが残ったイラストを見たときの絶望感すごかったですが。

その後の戦いも、ぐだはマシュにずっと支えられながら戦っていたんだと思います。

1枚絵の多さとそのことごとくの美しさ、繰り出されるシーンに僕はもう常時泣きそうでした。というかいまだにマシュのイラストを見るとこみあげてくるものがある症状に襲われています。あと色彩聞いてもマシュにリンクしすぎて泣く。

生き残ってくれて、そしてこの後も生き続けてくれて、ありがとう。

ゲスい話だけどもうあれ主人公とくっついてるよね、この後滅茶苦茶SEXした展開だよね。

・主人公

前々から思ってたけどコイツ精神力がパンピーのそれではないですよね。「上等だ」や「チェッ、あと少しだったんだけどな」に逸般人を感じました。どんな奴にもだいたい効くスーパーガンド撃てますし。

マシュをはじめ、いろんな人たちに支えられながら、いろんな人を動かしながら、世界を救った張本人。めちゃんこカッコいいと思います。

ダ・ヴィンチちゃんwithカルデアスタッフズ

主人公たちの生還を信じて、生還のための条件を無理やりつなぐその姿にレオニダス王の教えを感じずにはいられませんでした。個人名は出てこない彼らですが、彼らがいないとここまでたどり着けなかったであろうことは間違いありません。敬意を。

 

文章として出力して書ききれた気はしませんが、ことごとく最高な話であったと思います。最後の1枚絵で僕は決壊しました。

bgm、演出、キャラクター、シナリオ、そのどれもが素晴らしく、クリア後しばらく「最高」と言い続けるbotみたいになりました。というか今記事でも相当「最高」って書いてますね。お暇な方は数えてみると僕のキモさが際立っていいと思います。

重ねて言いますが最高のシナリオでした。このゲームをやってきたこと、やらせてもらえたこと、最高にうれしく思います。

 

 

・この後の話。

リリース当初はここまでであるとされていたfgoですが、今現在(実質)第二部が予告されています。

まあどこぞの金ピカが言ってたように人類悪の残りがくる、という展開にはなるのでしょうが、しかしどういう経緯になるんでしょうね。どうにもレイシフト関連がややこしいことになっていそうですし。今後のビースト戦には、レイシフトを用いた作戦行動の熟練者、って形で主人公が参加することになるのでしょうか。

しかしまあ、現状としてカルデアの戦力って

・人類を救った(なんにでも効くガンドを撃つ)マスター

・人類束ねビームを防ぎきるサーヴァント

・マスターのために無理やり出てきてくれるくらいには絆を深めたサーヴァントの霊基いっぱい(神霊クラス含む)

・レオニダス王のもと訓練し、デミサーヴァントを押しやるスクラムを組めるスタッフ

・万能の人

とまあそうそうたるメンツで、人類悪以外敵になりうるのか疑問ですが。魔術協会とか敵になるんですかね?

 

キャラクターの話。

新キャラの登場可能性の話も。ロマンに代わるナビゲーター(なんか最初はロマンに焦がれるマスターが多そうですが頑張ってほしい)、カルデア外部からの使者は出てきそうですね。

既存キャラも見逃せません。ダ・ヴィンチちゃんの話では何人かぐだを放っておけない系サーヴァントが居座っているらしいですが、一体誰でしょうね。終章、あの場所にああして出てきてくれたみんなですし正直なにやってもひょっこり出てきそうではありますが。少なくとも夜這い3人衆は残っているんでしょうね…。

次にマシュと主人公が出てきたとき、どういう感じなのかもとても気になります。

 

他にも残る疑問点として、

・ホームズくんなにしてんの

・キングハサンどうしてんの

・SN組出番少なくない?

・序章冬木が今のところ謎だらけなんだけど

などなど、各種問題が山積みとなっております。考察は長く型月に触れてきた方々にお任せします。所詮アニメUBWから入ったにわかですしね。なんにせよ、第二部、そして今後の展開、楽しみで仕方がないです。

 

 

・終わりに

終章の余韻冷めやらぬなか、熱に浮かされて一気に書いてしまいました。我ながらそこそこキモイ記事になったと思います。

思えば、初期は本当にどうしようもないクソゲーだと評していたこのゲーム。そんなゲームがここまで至ったというのを考えると、本当に感慨深いものがあります。

アニメ放映、福袋、サントラ発売、バレンタイン、モーション変更、そして何よりも第二部。

今後も展開していくであろうこの世界を、できる限り楽しんでいきたいと思います。

あと竹箒日記を読め。

俺たちのfgoはこれからだ!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・蛇足

クリア記念、ということで(僕の中では)恒例と化した10連。

今回も呼符が17枚あったので呼符で回しました。

結果。

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マーリン「来ちゃった☆」

なんでしょう、物欲センサーの逆パターンですかね。アルトリア[ランサー]引いたときと全く同じリアクション、つまり「うれしいけど今資材難だよウチ!?」を返さざるを得ません。

種火もねえ、心臓もねえ、歯車もねえ、頁もねえ、そもそも(術だけ)魔石も足りてねえ。

……。

 

俺のfgoはこれからだ!!!!(周回開始)

 

おわり。