玉ネギの巣窟

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GWゼクス芸人 〜メイラル杯編〜

2日連続でカードゲーム大会は案外疲れるな!!

というわけでゼクスに1月に参入、対戦経歴も浅いまま5/3メイラル杯、5/4軍師杯anotherと大会をハシゴした浅瀬オタクの備忘録です。いや書いてたら死ぬほど長くなったんで前後編。

 

僕のことを話す前に、まずは謝辞を。

そもそも物理カードゲーム大会への参戦は初めてであり、非常に不慣れな環境での参加となりましたがたいへん楽しませていただきました。運営の方々、他の参加者の皆様に感謝を。

僕自身至らぬ所は多々あったと思いますので、目に余るようであればご指摘いただけるとありがたいです。

 

さて本題。

まずはメイラル杯。握ったデッキはこちらになります。
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エスガンギマリ、ノールック安定性。

いわゆる【ES速攻】、それも【ニンジャES】と呼ばれるデッキタイプです。《 ロイヤルストレートフラッシュ》はオシャレなピン採用(入れたかっただけ)。

デッキトップを高速でトラッシュに落としていき、ESを誘発して展開及びフィニッシュムーブに繋げるかなり運によったデッキとなります。

構築をかなり極端に仕上げており、お世辞にも大会向けのデッキとは言い難いかな、という思いはあったのですがこれを選択したのは別に舐めプではないです。

いやまあ、元々新規に組む予定だった【青緑ヘリカルフォート】で出ようと思い調整していたんですけども、プレイングも構築も仕上げきることが出来ず、またおそらく多いと思われた【ディンギルビート】に対し速度があまりにも足りないという結論に至り、元々の手持ちデッキから使用デッキを選定しようという判断を下しまして。

夏玉藻、リゲル頻伽などが追加されたために構築を前提から見直す必要があった【迦陵頻伽】は(そもそも夏玉藻を入手できていなかったですし)没。【墓城】は(軍師杯anotherで握る事が確定していたのもありますが)速度が足りない、連パン性能も高くないということで没。

結果として運次第で「なんにでも轢き殺される」が運次第で「なんでも轢き殺せる」そして「構築を1から考えた故にデッキ理解が1番濃い」【ニンジャES】を握ることになったわけです。まあプレミあったんですけど。

 

まあ実際の動作はレシピ見てもらえば一発で分かると思うんですけど、

・立ち上がりネイやプーニーレでトラッシュ肥やし、余裕あればエヴァポレイションや(落ちた場合)メルト、マッドハッターで手札を調質

・6リソ時点でリャナンシーを着弾させニンジャをチャージに送ってトラッシュ肥やしを加速、ヒンデン絡めば積極的に点を取りに行く

・ここまでの過程でメルト及びマッドハッターES効果の手札入れ替え、ソリトゥス等でエクスクルーシを集めていき、リョローナ→レプイヤ→ネイorプーニーレ→ディンギルしてリャナンシーの展開によるニンジャ誘発やエクスクルーシ連打でヒンデンorカレント狙いでデッキを掘り下げきり殴りきる

・場合によってはカレント絡めてエレシュキガル→レプイヤ→(ryの展開も一考の価値あり

と言う感じ。この辺頭に入れておけば誰でも回せるデッキじゃねえかなと思います。

性質的にハンドアドバンテージを急速に吐き出しながらのキルムーブになるのでとどめを刺しきれないと次ターンがかなり虚無いことになりますが、その分デッキを1ターンで15枚以上、ぶん回せば20枚位は一気に落とせる関係上かなりの暴力を生み出すことができます。具体的にはヒンデン3枚ヒットとかメルトバウンスによるエクスクルーシ連打とか。ライフにヒンデンは管轄外。

個人的には1番偉いカードは《 溶接機械メルト》で、彼女元々はエクスクルーシ連打というロマン嗜好での投入だったんですがこのデッキにおいて手札入れ替えはあまりにも大正義だった。メルトヒットしてくれ〜って祈りながらカードめくるシーンはかなりあった印象です。エヴァポレイションくんもペネトレイトの素材にできるし効果自体も相性いいしくらいのノリで採用したのにかなり仕事をしましたし。

 

とはいえ構築自体が発展途上、まだ詰めるべき部分は多々あると思います。現状分かりやすい課題といえば青枚数13枚故の青リソ不足、VB不在、ウェイカーアッパー不足(割とソリトゥス打てなかったりする)、デュナミスの対応力不足、手札枯渇、除外(特にチャージ除外)への対応、ES(特にヒンデン)無駄撃ちによるデッキ戦力の減衰、リフレッシュダメージ、1度リフレッシュした時の急速な戦力低下(エクスクルーシ出せなくなるせい)、単純な事故といったところでしょうか。

改築案として

・《 ロウブリンガー ティルチミール》採用(ヒンデン再利用ができるのは熱い)

VBとして《 覇聖斬機ブレーダー》採用、入れ替えはリョローナとネイを2枚ずつくらい?

・《 魔王機械サタニア》採用(デフォルトで手札消費荒いから微妙な気もする)

が目下の目玉ですが、現状単純に手をつけていい部分がニンジャの枚数とピンで鎮座するロイストくらいかなという認識なので難しいところ。色々探っていきたいですね。

 

……っとまあ、無駄にダラダラと自分のデッキを語ってしまったわけなんですけども。これを握った結果のメイラル杯戦績はと言いますと、

・予選スイスドロー 2勝3敗 予選落ち

・敗者サブトーナメント 準決勝敗退 

・総計 8戦4勝 勝率50%

という結果でした。 

まあ各試合をうろ覚えでざっくり振り返りますと、

予選

・1戦目:ケットシー

先行から2ターン連続でヒンデンがヒットしたのでガンガンライフをとっていき、一時押し返されるもリャナンシーやエクスクルーシでゴリゴリ除去&殴りで勝利。

・2戦目:ウェイカービート(?)

初動ヒンデンで点を取っていたら一気にライフ1まで削られ、返しに残り相手ライフ1まで迫るもヒンデンめくれず敗北。結果論ではあるけれどラストターン、ヒンデンが落ちることを嫌って効果使わなかったレディローズでリソブしていればカレント絡めたエレシュキガルルートでキル取れていたので、カレントが出ることも考慮した動きをするべきだったかな、と。うんまあ本当に結果論、ESデッキはこういうデッキ。

・3戦目:ディンギルビート

サンダルフォンでチャージをことごとく除外され、ニンジャどころかイグニッションもろくに出来ず結果としてトラッシュを全然肥やせず何も出来ないまま敗北。マジでなんも出来なかったので、対策を講じるべき気もしますがしかしどうしろってんだ?って気持ちもある。もはやコンセプト時点での弱点まである。

・4戦目:ディンギルビート

最大プレミ試合。

お相手初動からアッパーを引けず困っている様子でしたがこっちもこっちでヒンデン無駄ヒット&手札にESごたつきでかなり苦しい感じ。お相手の用意が整った段階で一気にキルムーブを仕掛けるも痛恨のヒンデンカウントミスで無駄掘りしたり、PSにプーニーレ残したまま別ゼクスディンギルしてリャナンシーを置いたりとガバッガバのプレイングを晒して点を取り切れず守りペラペラでターン返してそのまま殴り切られ敗北。PSのプーニーレをリャナンシーにしておくだけで1点取り切れなかったとの事だったので、これはもう本当にプレミ負け。ディンギルビート自体PSに高打点置かれるとちょっと困るデッキという認識自体はしていたし相手ライフ狙う動きにしても全く問題ないプレイだった以上、単純に視野が狭かった……1番悔しいかもしれない。

・5戦目:アルモタヘル

レディローズがめくれたので早い段階からエレシュキガルとエクスクルーシで相手の起動効果持ちを全部除去してヒンデンめくりまでキメて総攻撃で〆。アルモタヘルとの対戦が多分初めてだったのでよく分からないままやってしまった感じがありますが、まあこのデッキの特質というか「うっかりでなんでも轢き殺せる」というのが露骨に出た戦いだったかな、と。

サブトーナメント

・1戦目:ロイヤル(アズルレーン)

先攻2ターン目ロイストでレディローズレディローズヒンデン、あいてはしぬ。

いやもはや申し訳なさすらある轢き逃げでした。途中『ロリがイケメンになって増えるコンボ』をくらったりハンドが危うかったりと実は危ない展開もちらほらあったんですけども、やはりリソースで殴るは大正義。多少のハンド事故はメルトとマッドハッターでなんとかなりますしね。

・2戦目:グロリアスドラゴン

エクスクルーシ大暴れの巻。起動効果の除去を2枚構えられたもののエクスクルーシ2枚投げてバウンスして殴って勝ち。しかしあの構え強いですね……除外がゴリゴリ動けるのも強そうです。

・3戦目:アルモタヘル

あまり回りが悪いという印象はなかったんですがいつの間にか負けていた感じ。アルモタヘル2戦目でしたが実はまだよくわかっていない迄ある。まあ起動効果を構えるデッキを持ってる訳でもないし初めて数ヶ月で全デッキ把握してたらそれはそれで気持ち悪い気がする。

 

とまあこんな感じ。ニンジャESというデッキは誘発がデタラメに多いので回すのが案外疲れる上、めくれたカードに毎度一喜一憂するので死ぬほど疲れる関係で途中からヘロッヘロであり、なんで間違えて覚えている部分忘れている部分が多々あるとは思いますがまあだいたいこんなもんだったはずです。案外長くなったな。

 

まあ総じて楽しい大会でした。勉強させて頂いたことも多々あったように思います。ただこう、強い弱い以前に死ぬほど疲れるからニンジャESは大会向きではなさそう、うん。

 

このまま軍師杯の方も書こうと思っていたんですけど、あんまり長くなりそうなので前述の通り前後編。実は軍師杯の方はあんま面白いデッキ使ってた訳では無いので、こっちに較べて淡白な記事になるかもしんない。つうか僕の書く体力自体上限があるので、ぼちぼちしあげていきます。

 

では今回はここまで。こんなの読んで暇なんです?