玉ネギの巣窟

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安く組みたいCOJP 〜昆虫編〜

プレイヤー人口増やしてえなーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!

 

というわけで僕がCOJP人口を増やしたいがために書くチラシの裏、安く組みたいCOJPです。まあ4回くらいはこれで書けるでしょ、うん。

COJPそのものの紹介については過去書いてますのでhttp://mobuman.hatenablog.com/entry/2017/09/23/225518

か他の方の紹介をご参照ください。

 そして僕は基本的に地雷デッキを使う人種であることと脳ミソガバ太郎であることを理解した上でお読みください。

 

さていきなり本題。

第1回はおそらく最も安価で組めるデッキ、昆虫デッキです。

このデッキは基礎系だけなら1000円以下で組めます。遊戯王のスターター3箱買うより安いです。

そしてイカれたレベルに強いです。個人の意見ですが速攻デッキとしては上位3位には間違いなく入っていると思いますし、速攻力だけでなく手札補充や盤面の手堅さもなかなかのものがあり競り合いでも充分以上の力を発揮します。

昆虫カードセット480円+昆虫カードセット補足120円に+α程度で組めるデッキとしては破格の強さであり、かつスタンダードなビートダウンであること、手札と盤面、デッキ内部の管理、相手の手札や思考を意識しつづける必要性などの基礎要素が詰まったデッキであるため、スターターデッキとしては最高じゃないかなーと思います。

 

 

1.サンプルレシピ

まずは手っ取り早くサンプルレシピを。

 



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©SEGA

 

・赤ユニット

アーミーアント×3

グラスホッパーblack×3

パピヨンガール×3

・黄ユニット

ターボモスキート×3

・青ユニット

ファントム×3

・緑ユニット

グラスホッパーガール×3

アーミーアント×3

ミノタンク×3

ギザルゴン×3

グリーンアント×3(カードセット未封入)

・トリガー

生産工場×3

インターセプト

インペリアルソード×2(無料入手)

不可侵防壁×2(無料入手)

王の杯×2(ミッション入手)

 

 自由枠1(dob調整、インターセプト枚数調整などなど)

 ・JOKER

割と任意

 

6枚を除きカードセット購入と無料で入手可能なカードになります。

カードセット未封入とはいえ非常に安く生成できるので『グリーンアント』、ないと詰みかねないし比較的安価なので『ファントム』を投入しております。あくまで安価で組むことを目標としておりますのでこれを完成系と思わないように。

実際自由枠とは言いますが3枚入れたいカードがあります。カードセットに入っておらず生成もやや手間なので今回は採用していませんが、しかし昆虫デッキにおいて本来入れないという選択肢が存在しないカードがありますので。しかも入れ替えるならこれから抜く、というカードも結構ありますし。

 

2.立ち回り

次は共通の立ち回りについて。

まず最初に語っておくべき基本として、昆虫デッキは

手札と盤面のカード枚数を常に意識して立ち回る必要があること

相手にされて嫌な事を意識し続けること

基本的に攻撃型デッキであること

が重要であると思います。

先の二つはどのデッキにおいても重要ですが、昆虫は特に『アドの回復が盤面依存になりやすい』『致命的なタイミングで投げられると終わるカードがある』デッキですので特に重要視します。

以下そこそこ詳細な立ち回りです。やや長いので流し読み推奨(書きたかったダケー)。

 

マリガンは

先攻:『ギザルゴン』

後攻:『パピヨンガール』or『ギザルゴン』or『グリーンアント』   +1コス昆虫

かなーと。

先攻については深く考える必要はありません。『ギザルゴン』をチョイスする理由は単純明快、攻撃の速度を上げるためです。

『ギザルゴン』は場に昆虫が出る度に自身のレベルを上げる効果を持ちます。つまり先攻1Tで置いたギザルゴンは次のターン昆虫をだしさえすればレベル2の5000打点アタッカーとなります。

相手にとってはブロックして負ければタダでユニットを差し出すことになり、通せばもう一体昆虫が出てきた場合にはレベル3となり再び行動可能になったギザルゴンが殴ってくる、とひ非常に面倒くさい相手になります。

特にサンプルレシピに記載している唯一の黄ユニット『ターボモスキート』との噛み合わせは犯罪的であり、相手が加護持ちユニットを出してきた場合でもなければほぼ2点無償でかっさらうことが可能です。

また、相手が5000打点を超えるユニットを出してきた場合も緑カードを伏せてから殴ると結構ビビって通してくれることも意識したいですね。『不可侵』引いてる場合は絶対に刺してから殴りましょう。

問題は後攻です。......微課金で組む、という前提において、僕は『昆虫デッキで行う後攻強いマリガン』を考えつきませんでした。申し訳ない。後述の入れ替えカードを入れた場合は最強のマリガンがあるんですがね。

しかし後攻を引いたから勝てなくなる、というわけではありません。初動札6枚を活かして次のターンからの攻め手を組み上げましょう。

やはり第一候補は『パピヨンガール』と1コス昆虫です。『パピヨンガール』は昆虫ユニットが召喚された際に相手ユニットに2000ダメージを与える効果を持ち、これは自身の召喚時も適応されます。

つまり『パピヨンガール』→他の昆虫の順に出せば4000のダメージを発生させることが出来、『珍獣』デッキの先攻展開テンプレである1000×2、他多くのデッキで行われる先攻1T2コスサーチャーなどの盤面を処理できます。ついでに昆虫ミラーでも絶大な効果を発揮します。先攻1『ギザルゴン』潰せますしね。

とはいえどちらかの召喚タイミングで軽減を絡めなければならない関係上、ややマリガンがシビアかつ手札消費が荒くなります。まあ手札アドは取り返せる範囲であり、相手のアドを削ってる関係でそこまで気にしなくても良いかも。相手盤面を潰せないなら別の展開を考えた方がいいかもくらい。

 次点は『グリーンアント』でしょう。破壊された時昆虫を2体デッキから持ってくる彼は、相手にとって非常に面倒くさい存在です。下手に殴ったら相手の手札を増やしちゃうしなーどうしよっかなーみたいな。

これを出す際は次のターンのドローも見越して手札3枚以下でエンドしたいですね。

最終候補はギザルゴン。今回はギザルゴン第2の効果であるオーバークロック時昆虫の打点を1000アップ、をメインに考えます。打点をあげたいユニットを抱えていて相手の盤面処理能力が低そうなら選択肢に。

 

さてこのマリガンからの初動ですが、基本的には盤面と手札を浪費しすぎないように、できる限り攻撃を続けることだけ意識しておけば問題ないです。雑に流れで、という感じ。

 

問題は中盤から終盤にかけて。ざっくり4ターン目以降から。

ここでライフ差負けていると厳しいかなー、と。

ここから打たれると致命的な1手になりうる札が結構なペースで飛んできます。何が飛んでくる可能性があるのか、どう返すのかをしっかり意識しましょう。

それぞれのカードの採用理由をそのあたりを中心に解説していきます。

 

『アーミーアント』

昆虫の数だけマッチョになる赤1コス昆虫。全体的に取り回しやすいです。

グラスホッパーblack』

最重要ユニット。

昆虫の数だけ打点を上げる効果、貫通効果、そして何より消滅耐性。

昆虫の天敵である『天帝インドラ』『毘沙門』に処理されることなく強力なアタッカーとして機能します。

特に上記のカードがポンポン出てくる黄色入りデッキにおいては彼女を主軸に立ち回る必要があります。以下に打点をあげるか、どのタイミングで出すのか、回しながら勘を掴んでいただきたい。

パピヨンガール』

相手の盤面干渉ができる昆虫。3コスであることも注視したいところ。

2体並んだ盤面の制圧力は相当なものです。

そして強力であるということはつまり、相手にとって優先して処理したいユニットでもあります。守るのか、処理させてほかを守るのか。手札と相手の状況からどう使うのか考えつつ動く必要があります。

 『ターボモスキート』

 序盤、そしてトドメの押し込みに。

相手1体を寝かせられる代わりに自分も寝ることは忘れずに。自分の昆虫が殴った瞬間寝るので、点数計算のミスに繋がります。使用時要注意。

またデッキ中唯一の黄色ユニットということで異物感もあることは否めません。

デッキから抜く、ということも視野に入れてもいいと思いますが、リターンも大きいので僕は採用派です。

『ファントム』

昆虫ではない上カードセットに入っていないカードですが、入っていないと詰む場合があるので。

具体的には2コス以下の攻撃を封じる『ユグドラシル』ケアです。ユグ様が相手の盤面にいると昆虫の攻め手は完全に死に、かつ唯一相手の盤面を処理できる『パピヨンガール』でもサイズ的に非常に厳しい、というどうしようもない状況になります。

それを処理するためのコレ。他の高打点ユニットも処理できるので相手がユグを入れていない場合でも仕事できるケースは多いです。

ただやっぱり色が合わないこともありますので、ユグ様見かけねーなーと思ったら抜いてもいいかも。無理に3枚入れる必要もなし。

グラスホッパーガール』『アリジゴック』

緑1コス昆虫。パピヨンガールの弾丸、ギザルゴンのレベル上げなどに使用。ユニットを抜く判断をするならどっちか抜いてもいいと思います。

ガールの方は貫通効果と全体打点上昇、アリジゴックは戦闘で自壊して相手の打点を永久マイナス。個人的には『生産工場』とのシナジーやガールの打点の低さからジゴック優勢。

『ミノタンク』

最も扱いの難しいユニット。というよりコイツのおかげで昆虫デッキ自体の動きに大きく影響が出ています。

普通に出しても1枚昆虫をデッキから持ってくることができますが、コイツ含めて昆虫が4体以上になるように出すと昆虫2枚ドローというトンデモ効果を起動します。1枚が2枚になる、弱いわけがない。

ですので当たり前ですができる限り条件を満たすように出します。素出しミノは本人の打点も相まって割と弱ムーヴ。盤面の管理が重要、とはこういうこと。また効果を無効にしてくる『ツクヨミ』などのカード群は致命打になりやすいデッキですが、盤面さえ残っていればこの1枚から盤面を入れ替えて立て直し、といった芸当も可能です。

このカードを強いタイミングで出せるか否かで昆虫使いの上手いヘタが決まると思ってます。

『ギザルゴン』

序盤最高のアタッカーにして中盤、終盤の奇襲者。そして盤面を支える柱。八面六臂の大活躍です。

相手の盤面が空のタイミング、例えば毘沙門の返しなどでレベル2ギザルゴンをインペリで走らせて2点持っていく、ギザルゴンを昆虫連続召喚で最後の一撃など、終盤の詰めを担うこともできます。

オーバークロック時に全体の打点をあげる効果でパピヨンガールやグラスホッパーblackの生存性アップにも貢献します。

丁寧に使いたいところ。

『グリーンアント』

盤面に残すアド生産源。殴るにしても壁にするにしても非常に有用です。

対黄色においては特殊な動かし方をするとカードゲームうまお感を出せます。『グラスホッパーblack』の横に並べて相手に「インドラ投げるの?ねえ投げるの?」という悪質な択を叩きつけられます。最低限の被害で『インドラ』を乗り切ることが可能ですので、覚えておきたいテクニック。

『生産工場』

盤面にユニット出す時に刺しとけば昆虫を1枚、昆虫が破壊された時に昆虫を2枚引けます。

こちらもやはり第二効果を使えるよう立ち回りたいですが、まあ使えるなら使うくらいの感覚でいいです。トリガーゾーンに刺しといて相手にターンを渡す、自爆特攻のタイミングで刺すなどが基本ですね。相手が破壊することを嫌がった場合は諦めてユニットだして第一効果を使いましょう。

こういう牽制としての役割も果たせるカードですんで、相手に見せて意識させるつもりで普通に使うのもアリです。

『不可侵防壁』

言うまでもないパンプアップカード。

打点がいまいち足りないきらいがありますので。2枚から3枚、他のパンプカードでもオーケー。

『インペリアルソード』

奇襲性を高めるカード。盤面を吹き飛ばされた返しや詰めのタイミングで。

ギザルゴンに使うと2点以上になることもあるので覚えときましょう。

『王の杯』

抜くカード筆頭。

とはいえグラスホッパーblackをはじめとしたアタッカーの打点を上げることが出来、1ターン『秩序の盾』付与で場持ちもあげることが出来るので採用する意味自体はあります。

ただ1CPが悩みの種なので、ノーコストで打点を挙げられる『センターポジション』などを入手していれば入れ替えることも候補に。

 

全カード解説すっとクッソほど長くなりましたね。

長々と書いたので読み落とした方も多そうですのでまとめておくと相手に投げられることを意識する意味のあるカードは

 

盤面を吹っ飛ばしてくる『インドラ』『毘沙門』

効果を無効にしてくる『ツクヨミ

そもそも攻め手が死ぬ『ユグドラシル

あたりになります。

他にも対応しなければならないシュチュエーションは多いですが、上記に対応できるならかなりうまく昆虫を使えていると思います。

 

3.JOKER

デッキの中だけでかなりの幅に対応しうるデッキですので、JOKERの選択肢は幅広いです。というかぶっちゃけなんでもいいです。

とはいえ軽量JOKERを中心に選び、JOKERと合わせたユニット展開でマウントを取りに行きたいです。基本的には盤面をクリアにして潤沢な手札から攻め直せる星くんの『ライズアンドシャイン』をはじめとした盤面干渉系が相性よしですね。

しかし僕の推しは綾花の『ヘブンズドライブ』です。

昆虫はblackの存在や打点の中途半端な高さから盤面を崩されにくく、相手の対応が『高打点の壁を立てる』になりがちです。それに対するノーリスクかつ必殺となりうるJOKERとして、ヘブンズドライブはまさに切り札として機能します。奇襲性も高くdobも付きやすいです。

決まった瞬間の脳汁具合がハンパじゃないのでオススメ。

こんな考えだから地雷デッキ使いなんだ。

 

 

4.デッキ改造

最初に語ったとおり、サンプルレシピは微課金を前提としています。故に入れたいカード、入れたいカードは多くあります。

なのでここでは、手に入れば入れたいカード、選択肢として面白いカードを挙げます。

 

A.クイーンアント

絶対に入れよう。

昆虫のデッキ強さをはね上げるチートカードです。

自ターン終了時捨て札から昆虫を出す展開効果、アタック時昆虫にスピードムーブを付与する攻撃的効果。

どちらも非常に強力です。

また後攻マリガンの最適解でもあります。後攻初手パピヨンガールを軽減に刺してクイーンアント、はかなりの犯罪。

パピヨンガールでなくてもアーミーアント、消滅耐性と貫通が消えるとはいえblackを刺しても結構な盤面が出来上がるので、とりあえず赤昆虫+クイーンアントを後攻マリガン基準にできます。

維持すればゾロゾロと昆虫が並ぶ上、インペリで走らせれば2体がスピードムーブになるという奇襲にも使える万能っぷり。

少々無理しても手に入れて投入したいカードです。

 

B.シヴァ

何はなくともとりあえずシヴァ。

しかし昆虫の弱みである『中程度の打点横並びに回答できない』を吹き飛ばせるシヴァはぜひとも投入したいカードです。

ついでにグリーンアント巻き込みや生産工場伏せ状態で昆虫巻き込みキメると気持ちいいですな。

万能札なので余裕があれば所持したいところ。

 

C.ヘイムダル

ファントムの交換枠。自ユニットすべてをファントムと同じ仕事を与えるので一気に相手盤面の制圧力をはねあげます。

 

D.暴走する魔剣

自軍ユニット1体を破壊して相手のトリガーを2枚割れます。

やはり生産工場やグリーンアントを活かしてアドを稼ぎつつ、相手の逆転の目を潰しましょう。特に展開したいデッキの天敵『ライブアンドステージ』を割れば大きいですね。

 

E.ベルゼブブ

僕が1番ベルゼブブを上手く使えるんだ!!

言わずと知れたパワーカードベルゼブブですが、昆虫で使うと隠された効果『自軍昆虫を破壊して相手1体に5000ダメージ』を使えます。

使ってみると分かりますがめっちゃ強いです。いつものメンバーを巻き込んでぶっぱなしましょう。

 

F.グラウンドヘヴィ

ネタ枠。

用途は『完全に黄単を詰ませる』ことです。

真面目な話、消滅耐性持ちにこのカードを合わせると消滅しない、バウンスできない、寝かせられないと黄単が行使しうる効果で一切処理できない魔物が生まれます。blackの打点を上げて相手を唖然とさせましょう。

 

5.改造案

最後に僕の改造案を。


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©SEGA

さんざん書きましたがユグドラシルを叩かれたらかなり諦めムードです。

 環境的に対策必須だと判断した場合はグラスホッパーガールoutヘイムダルinですね。

 あくまで僕の昆虫ですのでこれが正解というわけではありません。むしろ正道からハズレ気味じゃないかと思っています。

基礎ムーブを理解したら、是非とも自分なりの昆虫を目指してみてください。

 

 

むやみに長くなってしまった気がしますが書きたいことはだいたい書いた気がします。

 

最後に。

今現在、ゲームをやっていればある程度のペースで課金パックも入手できる状況です。

 

COJPを始める最初のデッキとして、また使うデッキの幅を広げる起点として、安価かつ基本がしっかり詰まった昆虫デッキいかがでしょうか。

 

(ところでデッキ画像に毎回©SEGAをつけましたが不要だったりするんですかね......)