玉ネギの巣窟

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倫理よ、バグれ。 ー飛田新地体験録ー


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その他大勢、迫真の体験録セカンドシーズン。

 

というわけで勢いのままに書き連ねますはまさかの遠征編、その道に詳しい人間であれば言わずと知れた大阪に潜む伝説の街、飛田新地編になります。年忘れ地獄だ、震えろ。

 

イントロを終えたところで注意事項。本記事は風俗街を取り扱うものであり、したがって当然のごとく18歳未満お断りです。いやまあ、そう書いたところでブログに年齢認証を付与できない以上各々で守っていただく他は無いのですが。そして僕は「思春期の性欲」を割とかなり強大だと考えてますんで、興味あるお年頃で「気になるぅー」ってなっちゃう気持ちもわかるつもりでいます。でもまあ、読まない方がいいと思うよ?とだけは言っておきます。こんな場末のブログでこんなことを書くことに意味はないと思いますが、それでも一応の義理として。

あと本記事はあくまで「体験録」であり、「飛田新地」という場所の歴史や性質、より良い楽しみ方を伝えるものではありません。ただオタクが突然そういう場所に行って金払った話であり、それを読ませてオラ笑えよベジータって言うだけのお話。

 

そしてまた、「風俗」というか「性的コンテンツ」そのものを忌避する層がいることも分かっています。ですが書きます。性的コンテンツが嫌いな人間はこういうの書く人間嫌いでしょうが僕は僕でそういうのを嫌いだから書くなと喚く人間が嫌いなんで、お互い様ってことでいいでしょう?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オーケイ?

ここまで読み進めたということは年齢はともかく『覚悟』してこられているのだと判断します。

 

では本題に入りましょう。

これは某日、僕が諸事情で大阪を訪れた際のことです。

基本的には集団行動の旅だったんですけども、その夜の飲み会終了後。翌朝の集合時間まで一切合切の自由行動を言い渡されます。

そして宿泊場所最寄り駅から(恐らく)飛田新地最寄りである動物園前駅(散策したところ天王寺が最寄りの筋、ある)まで30分。

 

しばらく周りの方とウロウロした後、1人行動を開始しました。

 

僕が「そういう街」を歩くことを趣味としている以上、この行動はいっそ当然まであったかもしれません。なんでそういう趣味になったかは過去記事参照、いちいち書くのめんどい。僕は悪くない、たまたま近くにそういう場所があってたまたま財布に金があってたまたま周りの人とはぐれただけだ。いや最後に関しては割とマジ、記念撮影!!解散!!!!ってなった後でトイレ探しにちょっと離れたら誰もいなかった。ohボッチ気質。完全に集団行動になったら諦める気ではいた。僕の計画性なんてそんなもん。

 

まあそんなこんなで僕は数十分後、動物園前駅に降り立ちました。

 

カラオケバーというかカラオケの着いた居酒屋みたいな店がやたらと並び、じっちゃんばっちゃんの歌声がそこかしこから聞こえてくる商店街を歩くこと十数分。

 

僕は異界にたどり着きました。



 

ところで皆さん、己の倫理感をぶん殴られた経験ありますでしょうか。

僕は結構その経験は豊富でして、特に風俗関連性関連ではなにかある度にぶん殴られています。

京都で裏路地に入り、初めて風俗街を歩いた時。

東京秋葉原で「大人のデパート」に入った時。

初めてソープに行った時。

初めてソープのプレイ開始前にアンケ書かされた時。

この手の空間というのは結構表側の世界では考えられないような論理で動いているところがありまして、余程潔癖でない限り2番目くらいまでは経験することをおすすめしている僕なんですけど。

 

今回到達した飛田新地、これまでの比ではない。倫理観を殴るとかそういうレベルじゃねえ、単純に世界観が違う。

 

写真撮影×らしいのでまあ各々で画像検索して頂きたいんですけども。何本かある通りにズラーッと建物が並んでいて、だいたいひとつの通りに7、8白い看板が掲げられているんですね。両側だと16くらいでしょうか、数えていないので正確な数字はわかりませんが。その白い看板、その全てが『お店』です。こんな通りがその辺一帯縦横無尽に存在します。

そして開け放たれた入口にもう女の子が座ってるんですよね。ミラーマジックもクソもねえよ、即本人を見て選べっていう。しかも空間単位で倫理観バグってるんで、いやお前……って感じの露出度の服着てたりする。谷間おっぴろげが大半だし尋常じゃねえローライズやらミニスカやら、挙句巫女服セーラー服ミニスカポリスにディズニーコスジブリコス、いやもうしっちゃかめっちゃかか。

んで何が恐ろしいかって好みの差こそあれだいたい美人なんですよ。えっなんで?くらいの美人がそこかしこにいる、女性との接点無さすぎて美人審美眼の精度非常に悪い僕ですら明白に「あっ美人……」「あっ可愛い……」っていうレベルのがゴロゴロいる。漏れ聞く噂上美人が集まりやすい環境だというのはわかっていましたが、しかしそれにしたって驚く他ない光景でした。

んで客引きのおばちゃんの声があっちゃこっちゃからひっきりなしにかかるもんだから、普通に歩くだけで死ぬほど疲れます。脳が「なんだここ……なんだ?」ってなり続けるので、もう最初の1周は横目で色々チラチラ見ながら早足で歩き去る怪人と化していました。

おばちゃんの客引きなんかもう凄いですよ、まるで商品の叩き売りみたいになってんだもん。「可愛いよ可愛いよこっちおいで〜」とか「こんな若い子そうそういないよ〜」とか「そこのお兄さんちょっと見てって」とか。何売られてんだ僕、春か。そういう売り方するもんなのか春。こわい。

あとちょっとびっくりしたのが、おばちゃんの声に囲まれてるのに突然ものっそい若い声が聞こえたと思ったら女の子本人が呼び込みしてたりした。びっくりするくらいのあれこそまさしくアニメ声って言うやつなんでしょうね、ああこの方はそれを武器にしてるんだな、って感じ。

さすがに声出しまでしている方はそれくらいだったんですけど、コスプレにしろ座り姿にしろ、ああ自分の武器で呼び込みしてるなこの子ら……っていうのが割と多いなって印象はありました。胸の小さ目の方の巫女コスと巨乳の方の巫女コスがほぼほぼ真正面に並んでた時はなんだ性癖の殴り合いでもしてんのか?ってなります。どっちも違う良さを感じました、はい。

あともうひとつ印象深いところとして異常に回転が早い。僕が訪れたのはド平日の夜ですが、1周目にいた方が2周目には別の方に、3周目ではさらに別の方にとせいぜい10分そこらしかたっていないのにコロコロと人が変わります。なるほど噂通り飛田でキープの概念は存在しないようで、これと思ったら即行くくらいの感じでないといけないんでしょうね。美人が多すぎて目移りするのが難点ですが、まあ贅沢な悩みと言えるでしょう。

 

と分かってはいても生来の優柔不断な僕なので、3周くるくる回って決めきれないといういつも通りの感じになってしまった訳ですが。ぐるぐるうだうだとなやむこと数十分、ええいままよとウェーブかかったロングヘアーでホットパンツかつ胸の谷間がおっぴろげなギャル感(?)の強いファッション、黒縁スクエアのメガネをかけた綺麗系女の子の店をチョイス。メガネに吸い込まれたろお前、というのは自覚している。僕はメガネかけてるだけで好感度補正入るところがある。

 

店に入ったところで冷淡になるわけでもないおばちゃんと女の子に和やかに迎えられ、そのままお2階の一室へ。8畳間くらいの部屋でしょうか、間接照明みたいな明かりひとつの薄暗い部屋に布団がワンセット、ちゃぶ台ひとつの空間が何やら異様に生々しい。入ってすぐにシステムを説明されます。20分16000、30分21000でしたかね。まだ長い時間もあったようですがちょっと覚えていません。どの店を選んでも均一価格ということで、まああの並び方で店を選べと言われても困るのでありがたい話ですね。お試しのノリ&突発で行ったために財布の中身が心もとなく20分を選択。これまた直で女の子にお金を渡す形なのでまた妙に生々しい……生々しさの塊みたいな空間ですね。

女の子が下にお金を渡しに行っている間に服を脱ぎ、素っ裸で布団に寝ているように指示を受けます。お金渡すのなんて1分もかかりゃしないので脱いでる途中に戻ってこられた訳ですが。戻ってきた女の子が服脱いでるの横目に布団の方に移動します、脱いでる時の布の音で生々しいポイント+1。

やがて脱ぎ終わった女の子が布団の方に来るわけですね。この時点でメガネ外してるのにがっかりなんてしていない。わかってたもん……わかってたもん……。

 

さあプレイ開始……なんですけども。

初手ちょっとちんちん手で触られてある程度勃たせてもらう。

ゴムを口でつけてもらう。

「じゃあ私下になるからどうぞ」って言われる。

突っ込む。

動く。

出す。

終わり。

 

淡白。

 

いやコメントしにくい……。おそらくは20分という時間ゆえのこういう流れなんでしょうが、これ16000かあ……という感じは否めない。

突っ込むためのちんちんエイムの為に下に手を向けたら「あっ触らないでね?」と言われたあたり、基本女の子への男からの不干渉は徹底されているようで、つまり胸も何も触らないままちんちん突っ込んでヘコヘコ動いただけといった感じ。いや相手してるのはおっぱいでかくてスタイルのいいすこぶる美人ですしそれなり声も出してくれたりはするので萎えるということはないんですけど、なんでしょうね、オナホ相手にしていると言うとあまりに失礼なんですけどもその感覚がないと言える気はしない。

 

おそらく30分40分と時間を伸ばせば対応は違うのだろうなと考えると恨むべきは我が財布の中身と思わなくは無いですが、そんなわけで極めてあっさりと僕の飛田体験は終わりを迎えました。プレイ後にちゃぶ台のうえのお菓子をすすめられたんですが中身がおせんべやら飴やらうまい棒で「親戚のおばちゃんか?」ってなったくらいしか面白い話はないです。特に無駄話もしなかったので。風俗の広告なんかで「無駄話なし!!」ってうたってるとこ結構ありますが僕は風俗での無駄話が割と好きな人間なのであまりセールスポイントにはならねえな……と思ってる人です。いや僕が特殊なだけな気はしますし「風俗での無駄話好き」とか言うと「お前大丈夫か?」って言われそうですが。こんな記事書いてる時点で大丈夫ではねえよ。

 

ペコちゃんキャンディ(ミカン味)だけ貰ってそのまま退店。退店の時のノリは普通の風俗店だな……と思います。女の子が下まで来て送ってくれる辺りとか。

昔小耳に挟んだ「飴舐めてたら客引きは声掛けない」を検証したくてペコちゃんキャンディ貰ったんですけど、別に声がかからなくなるということはなかったですね。暗いから見にくかったのか、人がそれなりにいたんで別の人に声かけてたかまでは分からないんですけども。

 

そのまま天王寺駅までぼってこぼってこ歩き、その辺のたこ焼き屋で適当にたこ焼き食って道頓堀周りをうろちょろ。コスプレキャバとかあるんだなーとかこっちもやっぱしっかり客引きあるなーとか言いながら、ゆるっとホテルに帰りました。終わり。

 

総評としては「20分はない」に尽きます。いや時間を伸ばせば色々してくれるとは限りませんけど、しかし20分であればこうなるしかないのは必然だったと思います。また訪れるとはあまり思えない大阪ですが、次回があるならば30……いや40分あたりをチョイスしてみたい気持ちはあります。うーん財力が欲しい、別の体験録書いて売るか?300円くらいで。80人くらい買えば1お風呂くらいにはなる……書いててアホくさくなってきた。

プレイの内容はともかく、「飛田新地」という空間そのものは完全なる異界であり、倫理観が壊れるのを感じることができるので僕は潔癖でなければ1度訪れることをおすすめします。性質上店に入らなくても白い目で見られることは少ないでしょうし。とはいえあちらも商売なので、訪れるというのなら出来ればどこかのお店に入ることを僕は強く推奨しますしそうでないのなら訪れるにあたっての敬意と節度を守れとは言いますが。

 

そんなわけで今回の記事を終わりたいと思います。今後こういう記事を書くかどうかは……まあネタがないという訳では無いんですけど、1年以上前の話になっちゃうので記憶に頼らざるをえなくなるところがあるしなあ。新規のネタ入れに関しては財力の関係でいささか厳しいし。そういう訳で今んとこあまり書く予定はないです。今回はまあちょっと衝撃体験談になったのでちゃちゃっと書いたって感じ。

 

1番面白いのはこれから実家に帰るにあたって、僕の弟には僕のTwitter垢バレてるらしいと親から聞かされている中これを書き上げたことでしょうか。弟よ、家族には内緒にしてくれな。

 

こんな地獄みたいな記事えお年末にたたきつけておいて言うのは本当になんですが。では良いお年を。どっとはらい